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* RPGツクールMVを使った、ゲームを一層楽しくするためのアイディアや、豆知識、プラグインなどを紹介していきます。あくまで個人の考えに基づく記事ですので、参考程度にお読みいただければ幸いです。
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    RPGツクールMVで作品のPVを作る
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      今回はRPGツクールMVで作品紹介のビデオ・・いわゆるPVを作っていこうの回です。

      つまり「RPGツクールPV」というわけですね。いや、うまくも何とも無いですけど。

       

      私は一番最初の公開作品ではiMovieというソフトを使ってPVを作っていたのですが、これがまたとんでもなく面倒でした。適当に良いシーンを録画して、トリミングして、繋いで、途中にフェードイン・フェードアウト効果を入れつつ、後ろにBGMを・・やる事多すぎです。おまけに沢山のシーンをプロジェクト上に置くと重くなりますし、途中で強制終了落ちしようものなら大変です。

      これが、「ツクールMVの作品ならツクール上でPVを作ってしまえばいいのでは」と思い至った流れです。

       

      手順

       

      (1) 完成品のプロジェクトを必ずコピーし、そのコピー先のプロジェクトで進めてください。ゲームタイトルも【PV用】とでも付け足しておくといいと思います。PV用にマップだけをコピーしてしまうと、「コピー元のマップ間違えていじっちゃったーー」みたいなトラブルになりかねないので、いっそファイルごとコピーしちゃいましょう。

       

      (2) あとは自由に編集してください。

      PVの一番最初に見せたいシーンをプレイヤーの初期位置にし、自動実行でイベントが実行される様にしてください。

      場面と場面の間は「場所移動」で繋ぎ、基本的には自動実行イベントだけの状態にします。会話はウェイトを入れて自動でウィンドウが閉じる様にします(ウェイトは¥|もしくは¥. 自動的に閉じるのは¥^を文章の表示内に入れます)。こうすると会話の表示時間が均等になりますので、最終的に録画時間を計りやすいですね。会話送りが手動操作だと時間に誤差が出ますからね。

       

      戦闘シーンだけは自分で操作する必要がありますが、これもすぐ終わる様に[戦闘を中断する]コマンドを1ターン終わりや敵のHPが90%になった時など、確実に任意のタイミングでストップ出来るイベントを仕込んでおくと良いでしょう。

      戦闘中も常にPV用のBGMを流しっぱなしにしたい場合は戦闘BGMをPV用のBGMと同じものにして、戦闘開始時のSEも消しておきましょう。これでずっと流れっぱなしになります。

       

      (3) 最後にデスクトップをキャプチャ出来る録画ソフトを使って、ツクールのプレイをそのまま録るだけです。MacならQuickTimeの画面録画機能、Windowsならカハマルカの瞳などでしょうか。

       

      手順は以上、この3工程となります。

      見せたい部分に場所移動してその会話イベントだけ残して残りは削除すればいいので、場面ごとにムービー録画してわざわざ切ったり貼ったりする必要が無いわけです。動画編集ソフトの使い勝手が今一つという場合には是非ご利用ください。

       

       

      PV作りのコツ

       

      ここからはあくまで個人的な演出アイディアです。あくまでご参考程度に。

      ちなみに私はいつもPV作りにはお金をかけています。

      ここにあるコツをやろうとすると、人によっては手元に数千円〜程度必要になって来ると思います。

       

      (1) ボイスを入れる

       

       

      これは作る人・見る人によって好き嫌いはありますが、私はPVには必ずボイスを入れたい派です。

      目から入る情報だけじゃなく、耳から入る情報でも期待感を煽るためです。

      たとえ作品内に一切ボイス入っていなくても、PVに入れる事には罪はありません。

      「PVにもゲームにもボイス要らねえよ」という人は少なくないと思いますが、"多くもない"というのが私の考えです。

       

      声優さんは「ココナラ」というサイトを中心に探しています。ちょっとした台詞ならお試しで無料で吹き込んでくれたり、2000円以内でお願い出来たりするので、是非PVでただ映像を流すだけじゃ物足りないなと感じている作者さんは試してみてください。本格的なボイスが入っているとPVを見るだけで一気に商業感が出ますよね。でも蓋を開けてみればフリー。PVを見た人にはお得感満載じゃないですか。

      しかしここで重視すべきなのは読み方よりもまず音質です。いきなりノイズ交じりのボイスが入ると開始早々閉じられる可能性があります。いかにゲームが良くてもボイスが酷くこもっていたり、携帯電話から聞こえてくる様な音質ですと、ちょっと残念に感じます。学生時代は音について専攻していたので、ある程度の音加工は対応出来ますが、やはりマイクの質・収録環境が全てを左右する事もあり、その辺りは声優さんに要相談でしょう。

       

       

      (2) BGMは一曲もしくは二曲にする

       

      劇場で映画が始まる前の「予告編」などを思い出してみてください。

      そこで流れているBGMは、

       

      ・印象の強いBGMが一曲だけ

      ・最初は明るくテンポのいいBGM、しかし途中から場面が切り替わり盛り上がるドラマチックなBGMに

       

      この2パターンが多いのではないでしょうか。

      わずか3〜5分程度のPVにおいて沢山のBGMを流す事は見ている側のストレスに繋がります。

      殆どのPVについて既にBGMは絞り込まれていると思いますが、ゲーム内に使われていなくてもPV専用の音楽でいいです。期待感を煽るBGMを一つ、もしくは二つ、入れてみてください。ツクール内でPVを作る場合「BGMの再生」で一曲再生したまま、マップ上のBGMの設定をオフにするだけで流れっぱなしになるので楽ですよね。

      与太話ですが、劇場の予告編、あれほどPV作りの参考になるPVは無いと思います。だって映画本編より予告の方が面白かったって経験ありません?(ゲーム本編よりPVの方が面白いと言われそうな作品ばかり作っている私です)

       

       

      (3) 大きな文字はピクチャとして表示する

       

      重要なシーンに字幕を入れる場合。

      たとえば、「君だけの物語が始まる……」とか「人類滅亡まであと、7日——」とか「今度の主人公はなんと、オタク!?」とか、映像に重ねて入れたいとしますよね。

       

       

      この手の煽り文は、ツクールの文章表示じゃなく画像で、インパクトのあるフォントを作って、ピクチャの表示でPVに入れてみましょう。透過PNGと呼ばれるフォーマットを使うことで、シーンの上にそのまま文字を重ねることが出来ます。

      イラストを描いておられる作者さんならこの手の作業は得意だとは思いますが、苦手な場合はこちらもココナラでロゴを作っておられるイラストレーターさんが沢山おられます。相談してみると良いでしょう。お金をかけたくないという場合でも、この手のキャッチをフォントで画像化してくれるソフトは沢山ありますので、ぜひ探してみてください。

       

       

      (4) PVには本編に無いシーンを入れてもいい

       

      俗に言う「予告詐欺」と言われるものです。予告と本編が全く同じでなくちゃいけないなんて法律はありません。特に映画にはよくある手法ですよね。予告で主人公が格好良く喋っていたシーンが丸々カットされてるじゃないか!みたいなのが。

       

       

      そもそもラハと魔法の園にはこんなシーン無いですからね。

      チャタが上級生に炎魔法をぶつけるシーンも無いですし、

      フーバルト先生が「明日までに魔法覚えてこい」なんてシーンもありません。

       

      雰囲気が掴めて、話の本筋さえ違わなければ、PVでは何をしてもいいと思っています。

      「主人公がPVでは剣を持ってるのに本編ではピストルに変わってるじゃん!」みたいな全然違うのは流石にやめた方がいいと思いますが、「ヒロインとの出会いをPVに載せたいけど、本編を楽しみにして欲しいな〜」という場合は、PV用の出会いのシーンを作ってしまえばいいわけです。

      一応PVの説明文には「※PVの内容は実際のゲームと一部異なる場合があります」これを載せておけば良いでしょう。でないと、あまりに内容が違いすぎて本当に「PVの方が良かった・・」って思わせてしまいますからね。

      ゲームとPVを賞に応募する際などは念のため応募事項を確かめておいてくださいね。PVと内容が異なる場合は失格ですなんて書かれていると即落とされてしまいますので、、

       

       

      (5) PVの基本的な流れ

       

      これはどんな作品かにもよりますが、ストーリーもののRPGの場合は、

      大体こういった形でPVが進行すると良いと思います。ご参考までに。

       

      シーン1 印象的な言葉、モノローグ、ナレーションで始まる

        例)「10年前、兄は死んだ。私の目の前で」

          「かつて魔法が栄えた時代があった」

          「貴方は最近、泣いていますか?」など

       

      シーン2 世界観の説明

        例) 主人公が大勢の敵軍に囲まれているシーン、

          船に乗って大航海しているシーン、変わってしまった世界の景色など

          これは「目で見て伝わる」ことを意識してください。

          長いあらすじがスクロールで流れる、みたいなのは避けた方が良いと思います。

       

      シーン3 主人公達の紹介

        例)「心優しき少年アムス——」

          「謎の覆面男マスク——」

          といった感じで、先ほど(3)で書いたピクチャを使って、主人公達の台詞や動きにあわせて

          表示してみて下さい。ピクチャ表示のいい所は会話シーンの途中でも

          ふわっと出せることですね。

       

      シーン4 その主人公達のイベントシーン、会話シーンなど

        例)これはシーン3に混ぜてしまっても良いと思います。

          「お前がお尋ね者のマスクって奴なんだろ?」みたいな感じです。

       

      シーン5 システムの解説や戦闘シーン

        例)独自で採用しているシステムや、実際に戦っているシーンを入れましょう。

          見て欲しい機能、グラフィックや特技、魔法などを見せると良いと思います。

          ラハ園のPVでは本編を楽しみにして欲しかったのでカットしています。

       

      シーン6 インパクトのあるシーンを幾つか

        例)仲間と口喧嘩になって主人公が一人ぼっちになるシーン、

          魔王を追い詰めるが返り討ちにされトドメを刺されかけるシーン、

          洞窟探索中に落とし穴にはまるシーン、

          あるいはド派手なバトルが繰り広げられるシーンから、

          ドバーーン!とゲームタイトルを表示する、なんてのもカッコイイと思います。

       

      シーン7 タイトル

        例)最初に入れてる人はもう一度ここにも入れていいです。

          なんとなくタイトルはPVの終わりの方に入れると映画っぽくなりますよね。

       

      シーン8 インパクトのある〆の台詞、キャッチ

        例)PVの最後です。期待感を最大限に煽る台詞やキャッチでPVを締めましょう。

         「果たしてこの世界は、悪か、正義か」

         「その先にあるのは、ただ、絶望のみ」

         「魔法使い達の物語が、いま始まる」

         「僕たちは誰でも、ヒーローになれる」etc

         こういうのを声つきで言われると「うおぉぉっ!」ってなりません?(笑)

       

       

      いかがだったでしょうか?

      参考になるものもあれば、「いやそのやり方は」というものも、もちろん沢山あると思います。

      ツクールでPVを作る回というよりは、完全にPVそのもののアイディア集みたいになってしまいましたが、これらが作者さまの作品を彩るためのお役に立てれば甚だ幸いです。

       

       

      (参考までに私のPVの制作環境)

      ツール RPGツクールMV

      画像編集 Adobe Fireworks CS5

      音声編集 Audacity

      収録 QuickTime

      (※PC内の音声の取り込みにSoundflowerというツールを使用)

       

      | RPGツクールMV技術情報 | 16:56 |- |
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